荒井伸也税理士事務所

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2024年の記事一覧

数次相続と相続税

 最初の相続(一次相続)の遺産分割協議が終わらないうちに次の相続(二次相続)が開始することです。  例えば、、、父母と長男、次男の4人家族で最初に父が死亡し、その遺産分割協議が終わらないうちに母が死亡することです。  父の相続(一次相続)の相続人は、母、長男、次男の3人ですが、すでに母は死亡しているため、母の相続人の地...

代襲相続と相続税

 代襲相続は、すでに相続人が死亡している場合、その子が相続人の地位を引き継ぐことです。  父の死亡時、すでに子が死亡している場合には、その子(孫)が相続人となります。 例えば被相続人(祖父)の死亡時、長男がすでに死亡しておりその長男に子が2人いる場合、その子2人が代襲相続人となります。 ( 長男の妻は相続人にはなりませ...

空き家の統計資料より

国土交通省の空き家問題の資料より    空き家の総数  849万戸(賃貸用、売却用の空き家も含まれる)            別荘以外、賃貸用以外、売却用以外の長期間「使用目的のない空き家」は、349万戸、            349万戸・・・20年前より1.9倍に増加     空き家の取得経緯           ...

認知症と財産管理

 認知症の人は現在700万人といわれています。 程度の差はあるでしょうが、認知症のことが金融機関に知られてしまうと口座凍結になる可能性があります。 口座凍結、、、銀行の場合は口座からの出金ができなくなり、病院や施設の支払いができなくなります。 銀行口座への入金や口座振替には影響がないようです。  証券会社の口座の場合は...

令和5年度税制改正のパンフレット

パンフレットより相続時精算課税のイメージ  贈与財産 3,300万円   相続財産 1,500万円   相続人3人  贈与財産から基礎控除額110万円を控除し、その残額について特別控除額を適用。  税率は20%。  3,300-110-2,500 = 690万円、   690万円 × 20% = 138万円 (贈与税の...

令和5年度税制改正のパンフレット

令和5年度の相続税・贈与税の税制改正のパンフレットが、国税庁HPで閲覧できます。  難解で理解しにくい今回の改正ですが、ふんだんな図解入りの解説でわかりやすいです。  そのパンフレットで今回の改正ポイントを確認してみました。相続時精算課税1,令和6年1月1日以後の特定贈与者の贈与から基礎控除額110万円が控除でき、特別...